ニュージーランドの刑務所で過ごした2週間
公開日:
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旅
入所
2007年6月、1ヶ月間の英語学校を終えた僕はお世話になったホームステを出ました。そして向かった先は刑務所。いや正確には元刑務所です。その元刑務所、現在はネイピアプリズンと呼ばれるバックパッカーズ(安宿)になっており誰でも泊まることが出来ます。建物は当時のままで、独房に寝泊まりできます。期待を裏切ってしまってゴメンナサイm(__)m
プリズン入り口
プリズンの設備
キッチンなど完備されていて料理も出来るし、中庭も広くて昼間はとても気持ちが良いです。ビールがうまいうまい。それとバスケットで遊べる裏庭も有りましたが当時は絞首刑に使われていた場所らしくそして夜は入れないようになっていました((((;゚Д゚))))
シャワーは映画とかでよく見るとてもシンプルな作りで、隣の人がほぼ丸見えです。一度だけとても陽気な西洋人女性が入ってきて普通に隣で浴びてました。僕の方が恥ずかしくなりそそくさと退散。。
部屋の前の通路
こんな人にお勧め
- 夜中物音がしても目を覚まさない
- 周りに人が居なくても寂しくない
- 狭いところ大好き
実際寝泊まりした独房
プリズンバッパーの良かったところ
安い上に自分以外ほぼ他に客が居ませんでした。街にあった他のバッパー(バックパッカーズの略です)は満室で入れなかったり、騒がしかったり、そして3割〜5割増しの料金設定でした。
あとは普段は有料で行っている観光客向けの刑務所ツアーのコースを自分で好きなように回れましたし、ツアーに無料で参加して当時の歴史を聞くことも出来ました。
プリズンの中庭
おわりに
最初訪れた時はどうやって入るか分からず右往左往しました。入り口が重い扉で閉ざされていたんです。横のインターフォンを押すといかにも受刑者って感じの人が出て来て身構えてしまいました。でも実はとてもいい人で色々案内してくれて、「今は他に客は居ないよ」と言う事だったのでそのまま入所しました。たった2週間でしたがとても良い経験だったと思います。
アールデコ調の可愛い街「ネイピア」に行った際は是非足を運んでみて下さい。
ネイピアプリズン詳細 55 Coote Rd, Bluff Hill 4110 ニュージーランド +64 6-835 9933 http://www.napierprison.com/
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